ユスティニアヌス1世 ( ビザンツ皇帝 AD527-AD565 )

テオドシウス2世古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)
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justinianus_01 obv. justinianus_01 rev. Follis
40mm, 22.1g
表:ユスティニアヌス


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justinianus_02 obv. justinianus_02 rev. Tremissis
16mm, 1.44g
AD527 - AD565 , Constantinople
表:ユスティニアヌス 裏:ウィクトリア(勝利の女神)


476年、西ローマ帝国滅亡。生き残った東半分の皇帝は、理念的には 全ローマ帝国の皇帝であると主張していた。 ユスティニアヌスは失われた帝国西半分を回復しようと、 ベリサリウスに遠征させる(後にはナルセスを派遣)。 この遠征は一応の成功を収めるが、費用を負担した臣民たちは 戦争・疫病・飢饉の三重苦に苦しめられる。
治世5年目のニカの乱のとき、宮殿から逃げ出そうとするが、 皇后テオドラに叱咤激励されてなんとか反乱を鎮圧する。
ユスティニアヌスはローマ法大全の編纂を命じたことでも 知られている。

ちなみに、肖像を見るといかにも下手くそという感じがする。 この時代になるとコインの肖像のデザインはどの皇帝もほとんど 同じで様式化している。


テオドシウス2世古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)

古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)
古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)