ガリエヌス ( AD253-AD268 )

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gallienus_01 obv. gallienus_01 rev. Antoninianus
18.5mm, 2.9g
AD259 - AD260

表:ガリエヌス 裏:リースと戦利品を持ったウィクトリア

ウァレリアヌス帝によって 253年に共治帝とされ帝国西部を担当する。260年に父帝がペルシャ軍に捕らえられて、単独帝となる。
彼の治世は僭称帝が続出し、特にガリアのポストゥムスはガリアと ヒスパニアの掌握に成功する。また、東部ではローマの勢力下にあったはずのパルミュラが実質的な独立を保ち、北部ではゴート人の侵攻があるなど大変な時代であった。
ガリエヌスは困難な時代において精力的に働いた皇帝だったが、 後世の歴史書では邪悪な君主として描かれている。これは、 元老院議員たちとの関係が悪かったためのようである。

「ヒストリア・アウグスタ」によれば、皇帝がそれまでのトーガのかわりに紫の外套と王冠で盛装するようになったのは、彼が最初であったという。


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salonina_02 obv. salonina_02 rev. Antoninianus
22.8mm, 3.97g
AD253 - AD268

表:サロニナ 裏:笏と皿を持つユノ(ユピテル神の妃)

AD242年ころガリエヌスと結婚。268年にガリエヌスとともに殺される。

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valerianus2_01 obv. valerianus2_01 rev. Antoninianus
19mm, 4.33g
AD256 - AD258 , Viminacium

表:ウァレリアヌス2世 裏:供犠の道具

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valerianus2_02 obv. valerianus2_02 rev. Antoninianus
22.7mm, 2.6g
AD253 - AD255 , Rome

表:ウァレリアヌス2世 裏:山羊に乗った子供のユピテル

ガリエヌス帝の長男。

ウァレリアヌス古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)クラウディウス2世


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